三軒の宿のお漬物は、ほんの一部を除いて全部手作りだということを泊って頂いたお客様はきっとご存知だと思います。
今回は前回の「白菜漬け」に続き冬の漬物の代表格、「沢庵」のご紹介です。
作り方は意外と簡単で米ぬか、塩、好みで市販の沢庵用の調味料「じょうげん」を混ぜ合わせ、お菓子のミルフィーユのように大根とぬかを重ねていくだけ。
最後に空気が入らないようにしっかり押して出来るだけ大きな重石をのせます。
一週間ほどで水が上がってきますがそうしたら重石を少し軽くします。
漬けて三週間ほどから食べられますが、発酵食品なので食べる時期によって微妙な味の変化が楽しめます。
今年も三軒で100キロ漬けたので三月頃までお出しできそうです。