帰りの日、それほど時間もないので中島公園内にある道立文学館へ足を運んでみました。道内の作家の展示があると聞き、私の好きな作家の一人、原田康子さんのがあったらいいなと思い、受付で話をしていると、私の横にいた中年の男性に声をかけられました。釧路で印刷会社をされていて、奥様が原田さんの姪御さんとの事、昨年亡くなった原田さんの追悼の冊子を送ってくださるとおっしゃり、嬉しくて鳥肌が立ちました。一週間後、釧路春秋、他が届きました。それによると、原田さんは、30年くらい釧路にいた後は札幌在住でしたが、釧路の方々に愛されていた作家であることが分かりました。本当に思いがけない出会いで、今回の旅行は幸せな思い出が増えました。