我々が北関東道を使っていった場所は世界遺産でもある日光東照宮でした。
かねてから歴史マニアの嫁をこの地へ連れて行く話をしていたので、やっと実現したと言うわけです。
私もここへきたのはもうかれこれ中学生以来ですね。
当時はわけもわからず見ていましたが、こういったものは大人になってからの方が断然面白いですね。
まず、東照宮に入って煌びやかな色合いと彫刻に度肝を抜かれ・・・・何より彫刻が全部違う形をしていることに感動し・・・とにかく圧巻でした。
インターネットで調べると動物の彫刻についてこんなことが書いてありました。
日光東照宮を訪ねると様々な建物に多様な動物を見ることができる。これらの動物のほとんどは平和を象徴するものとして描かれている。
奥社入口を護る「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。
神厩舎には猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面があり、猿が馬を守護する動物だという伝承から用いられている。この8枚で猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている。日光の彫像の中で眠り猫に続いて良く知られている、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な3匹の猿はこの神厩舎に造られたの1枚に過ぎない。なお、「見ざる、言わざる、聞かざる」は幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えである。