ガルニのテニスコートの脇にひっそりと福寿草が咲いていました。
福寿草は日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育し、
花期は初春で3・4cmの黄色い花を咲かせる。
当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、
次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。
葉は細かく分かれ、夏になると地上部が枯れる。
つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす。
根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている。
ざっと福寿草の説明をしましたが、福寿草は春を告げる花の代表でもあります。
そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持っています。
まだ2月の半ばなのにもうこんなにもきれいな花を咲かせています。
近々春一番も吹くという事でなんだか年々春の訪れが早まっている気がします。
あと福寿草で注意しなければならないのが、
土から顔を出す時が少しフキノトウに似ているため誤って食べてしまうと、
毒性が強く死に至ることもあるので気を付けてください。