社内で今、新しい風が吹いています。
新しい新入社員が入ってきて旅館の働いている人の平均年齢がぐっと低くなった感じがしますね。
もともと仲間意識の強いファミリー企業なのでこういう時代には心強いです。
みんな新しい人間に負けないように刺激を受け社内の雰囲気も上々に感じますよ。
現在、我々は3つの宿を運営しており各宿に夫婦が責任者として入っています。
その人材の成長こそが宿のレベルアップになると考えており、特に料理や接客、清掃、配置などはその人の感性が大きく影響するところですね。
なぜかというとその判断基準が自分だからで、当たり前のことですね。
また、建物、部屋、お風呂、料理など旅館としてのポテンシャルもすごく必要な要素ではありますが、そもそも顧客満足とはマニュアルにない事をしてもらえることが一番なような気がします。
人と人のつながりやわびさび、気配りなど社員一人一人が自身レベルアップのために意識改革を行っていけば顧客満足度も上がると考えます。
相手の身になって何を考えるのか??
その判断や対応も自分自身で、結局何をやっても自分に振り返ってくるのですよね(笑)
最近少し宿泊業で悟ったことがあるのですが 『宿泊業とは自分自身との戦い』 で、宿も 『人が作っていく』 ものだと。
全員が向上意識を持っている会社は伸びていくものです。
野球やサッカーでもベテランと若手がうまく機能しているチームは強いですよね。
点を取る人、守る人、走る人、つなぐ人それぞれのスペシャリストが同じ目標に向かってがんばる。
我々もそんな風になれればと思います。
今年は、不況ながらも新しい風が吹いておもしろい年になりそうです。
結局この文章書くのに90分もかかってしまいました。
人に気持ちを伝えるのは難しいことですね。
私自身の戦いもまだまだこれからです。。。