昨日は、どんよりと、曇った一日でした。日頃よく出かける沼田市内の食の駅で昼食をとり、その日は、近くの沼田公園内にある、旧生方家住宅「沼田藩御用達の薬種商の住宅を移築したもので、17世紀末頃の建築とみられ、東日本最古の町や造りとして、国の重要文化財指定」を目当てにたずねてみましたが、あいにく、休刊日となっていました。やむなく、公園内をぶらりと、一周。
ここ沼田公園は、かって、戦国時代、上杉、武田、北条らにより、城の争奪戦が、繰り広げられた、沼田城跡です。謙信の死後、真田昌幸が城を攻略、その後、豊臣秀吉の小田原攻めのあと、沼田城は、真田信之の手に。
時は流れ、大正時代に、久米民之助「沼田藩士の子として生まれる」が、私財を投じて、城跡を、公園として整備、昭和2年に沼田市に寄付、以後、手入れされた公園は、市民の憩いの場となており、
春には、桜の名所となり、地元の人々の花見の場としても、親しまれています。