ガルニのハーブ畑で珍しいものを見つけました。
旅立ちの時を迎えたアブラゼミです。
土の中に産みつけられて卵の状態で約一年、
幼虫になり樹木の根から汁を吸い約七、八年、
やっと土の中から出てきて殻を抜け出し、
やっと一人前の成虫になり大空に羽ばたくところです。
約一時間じーっと見ていたんですが、
少しその場を離れた間に旅立ってしまいました。
セミの命は儚く、やっとの思いで明るい世界に出てこれたのに、
一、二週間で死んでしまいます。
このアブラゼミも短い人生を精一杯生きてほしいですね。