沼田の隣の川場村で2月11日に行われる奇祭です。
「春の初めの春駒なんぞは夢に見てさえよいと申す」と歌いながら、家々を回ります。
若者(男性)が女装そうして4人一組で、おっとう(父親)、おっかあ(母親)、踊り子(娘役)が2人が二組、計8人で110戸以上ある門前の家々を回ります。
訪れた家で、おっかあと娘2人は歌い踊りますが、おっとうは台所でごちそうになっているのだそうです。
最後に色紙を桑の枝に結んだものを家人に渡して終わりになるようです。
養蚕が盛んだった明治時代から続くお祭りです。
最近は若者不足で、けっこう年の人もなさるんだそうです。