「わしも生まれてもう100日や、100歳とちゃうで。」
「今日はわしの為にみんな集まってもうて、しかもこんなごちそうを用意してもうてえらいすんませんなぁ。」
「じゃあさっそく食うてみましょか。」
「じつはなぁ、わしまだ箸よう使わんねん、ちょっと食わしてくれんか。」
「おお、うまそうやなぁ、あ~ん。」
「なんや~まだ食わせてくれんのかい!!」
「ほんだらもう一回行くで~、あ~ん。」
「なんや、またかいな~、思わせぶりな寸止め!!」
「ええかげんにしなはれや、わしも怒るでしかし。」
「もうええわ、酒くれ酒~。」
「今日は飲まなやってられんわ。」