saru

今冬は猿の群れが例年よりもよく出没しているように感じます。

ガルニや丸一の庭や屋根の上を我が物顔で闊歩しています。

大概の猿は人に気付くと逃げていくのですが、

この写真の猿は群れのリーダーなのかなんとなく風格もあり、

近づいても一向に逃げる気配がありません。

しばらく僕と猿、両者の睨み合いが続きました。

まさに動いたほうが負けという緊迫した状況です。

しびれを切らして先に動いたのは僕でした。

そろそろ息子の保育園のお迎えに行かなければならないからです。

この勝負戦意を喪失した僕の負けです。

この猿、結局最後まで微動だにせずじっと僕を見つめていました。