宿のお米を見直した春、炊き上がった一膳を前に、ご飯好きの宿主は少し心を弾ませていました。2015年4月4日、新しく取り扱いを始めたお米について書いた日の記録です。
旧記事では、甘みと粒のしっかりした食感が印象に残ったと伝えています。料理の脇役に見える白いご飯も、ひと口目で「いつもと少し違う」と感じると、食卓全体が楽しくなります。
ご飯好きだからこそ、気になった一粒
旧記事の筆者は、自分を「大のごはん党」と書いていました。おかずが並んでいても、まず炊きたてのご飯へ目が向く。香り、つや、箸で持ったときのまとまりまで、好きなものだからこそ細かな違いが気になります。
2015年に味わったお米は、甘みだけでなく粒がしっかりしているという感想でした。これは当時の個人的な味覚による記録です。品質を保証したり、すべての人が同じように感じると示したりするものではありません。
宿の食卓で、お米が担う役割
旅館の食事には、季節の料理や器、土地の食材など、たくさんの楽しみがあります。そのなかでご飯は、食卓の最後までそっと寄り添う存在です。汁物やおかずと合わせ、もうひと口と箸を進める時間を支えてくれます。
華やかな料理だけでなく、毎日のように口にするものを丁寧に選びたい。新しいお米を取り扱った背景には、宿での食事を一膳から楽しんでほしいという気持ちがあったのでしょう。
「高級」「有名」を今回外した理由
2015年の旧記事には「高級米」「業界ですごく有名」といった表現がありました。しかし、比較の基準、評価機関、受賞歴、流通実績など、その根拠を現在確認できません。今回の更新では、誤解を招くおそれのある評価表現を削除しました。
食べ物の魅力は、大きな肩書だけで決まるものではありません。実際に炊き、味わい、粒立ちが印象に残ったという当時の体験は、そのまま大切にできます。確認できる感想と、裏づけのない評価を分けて残します。
銘柄・生産者・販売情報について
旧記事には銘柄名、生産者名、外部の購入ページが掲載されていました。現在の生産者情報、商品名、販売状況、価格、受賞歴、旧ページの運営状況を一次情報で確認できないため、購入先としてのリンクは外しています。
また、当時「これから宿でも提供する」と案内していましたが、現在も同じお米を仕入れ、同じ条件で提供しているとは確認できません。このページを現在の商品・食事案内として利用しないようお願いします。
お米が煎餅になって届いた夏
同じ2015年の夏には、このお米から作られたという煎餅を皆で味わった記事も残っていました。現在の商品情報とは切り離し、宿へ届いた贈り物を囲んだ思い出として、宿に届いた煎餅|お米を囲んだ2015年夏の思い出に綴り直しています。
お米がご飯になり、別の日には煎餅になって会話を生む。同じ素材が形を変え、宿の日常に二つの思い出を残しました。
炊きたてを待つ時間
炊飯器や釜から湯気が上がり、ふたを開ける前から香りが漂う。炊きたてのご飯には、食事が始まる前の期待まで含まれています。
急いで口へ運ぶのではなく、香りを感じ、粒のつやを眺め、ひと口ずつ味わう。身体への効果をうたうのではなく、食事へ意識を向け、気分と時間に回復の余白をつくる。旅先の食卓だからこそ、いつものご飯を少し丁寧に楽しめます。
現在の食事は、最新の案内から
現在の食事内容、使用米、産地、銘柄、提供量、宿泊プランは、季節や仕入れによって変わります。この記事は2015年の取扱い開始を振り返る記録であり、現在の提供を保証するものではありません。
現在の宿泊と食事については、旅籠屋丸一公式サイトをご確認ください。食物アレルギーや個別の食事対応が必要な場合は、予約前に最新の対応可否をご相談ください。
一膳を大切にした日の記憶
古い記事は、商品の販売案内としては役目を終えています。それでも、ご飯好きの宿主が新しいお米に出会い、宿の食卓で届けたいと思った気持ちは、2015年の記憶として残せます。
特別な肩書より、炊き上がりを待つわくわくや、ひと口食べたときの素直な驚き。その小さな喜びを、宿の食卓づくりの一ページとして残します。
この記事について
初回公開:2015年4月4日/全面更新:2026年8月10日。新しいお米の取扱い開始と、甘み・粒立ちについての当時の感想を記した旧記事を、2015年の食卓づくりの記録として再構成しました。根拠を確認できない「高級」「有名」という評価、古い販売リンク、現在の提供を示す表現は削除しています。旧画像は商品・撮影権利を確認できないため本文から外し、画像は第2段階で追加します。
旅籠屋丸一のご予約
空室、料金、宿泊プランは日付・人数・客室によって変わります。最新情報は旅籠屋丸一の公式予約ページでご確認ください。
予約を確定する前に、宿泊日、人数、客室、食事、合計料金、変更・取消条件をご確認ください。
この記事を書いた人
窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目
群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。幼少期からテニスに打ち込み、全国大会やオーストラリア留学を経験。
帰国後、堀越高校、中央大学へ進学。
卒業後は中国整体・サプリメント・アロマ関連など、人の身体や暮らしに関わる仕事に携わる。
現在は旅籠屋丸一の代表取締役・15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。
このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。

