相俣 日枝神社 上杉謙信の伝承をたどると、みなかみ町相俣にある「相俣のさかさザクラ」へ行き着きます。みなかみ町の公式文化財資料では、上杉謙信が関東へ出陣した際に日枝神社を参拝し、持参していた桜の鞭を境内へ逆さに挿したことが、この桜の由来として伝えられています。
この記事は2009年3月、地元で「山王様」と呼ばれていた日枝神社を訪ねた記録をもとに、2026年8月時点の町公式資料と照合して全面再編集しました。元記事にあった境内で見かけた人物への推測は、事実を確認できず、個人への不適切な決め付けになるため削除しています。
相俣の日枝神社に残る上杉謙信の伝承
みなかみ町によると、天文21年(1552)の春、上杉謙信が初めて三国峠を越えて関東へ侵攻した際、この地に立ち寄り、上杉憲政ゆかりの日枝神社を参拝したと伝えられています。その際、春日山から持参していた桜の鞭を境内へ逆さに挿すと、数年後に根付き、花を咲かせたという物語です。
これは地域に伝わる伝承であり、当時の出来事を直接証明する写真や記録が残っているという意味ではありません。歴史記事では、町が「伝えられている」「という」と記している範囲を守り、確定した事実のように表現しないことが大切です。
県指定天然記念物「相俣のさかさザクラ」
町公式資料では、相俣のさかさザクラは樹高約10メートルのエドヒガンザクラで、1952年11月11日に群馬県指定天然記念物となったと案内されています。所在地は「みなかみ町相俣1474」です。神社の歴史と桜の伝承を一緒に知ることで、単に花を見るだけでは分からない土地の物語が見えてきます。
開花時期は年ごとの気温や天候で変わります。樹木の状態、境内への立入り範囲、駐車場所、周辺道路の状況も変わる可能性があるため、訪問前にみなかみ町や現地の最新案内を確認してください。天然記念物の枝や根に触れたり、根元へ踏み込んだりしないよう配慮します。
「山王様」と日枝神社
日枝神社は各地で「山王様」と呼ばれることがあります。2009年の元記事でも相俣の神社を「山王様(日枝神社)」と紹介していました。ただし、本記事では祭神、創建年代、社殿の由緒について確認できる一次資料が見つからなかったため、他地域の日枝神社の説明をそのまま当てはめません。
神社ごとに由緒や祭礼、管理方法は異なります。御朱印、授与品、社務所の対応、例祭の日程などは確認できないため案内していません。参拝や見学を目的に出かける場合は、現地掲示と管理者の案内を優先してください。
参拝時に気を付けたいこと
境内は地域の信仰の場です。大声を出さず、社殿や神楽殿など立入りが認められていない場所へ入らず、私有物や奉納品には触れません。人物を撮影する場合は本人の同意を取り、顔や車両番号が写った写真を無断で公開しないようにします。
杉木立の周辺は、落ち葉、苔、木の根、積雪などで足元が滑りやすいことがあります。歩きやすい靴を選び、荒天時や暗い時間帯の単独訪問を避けます。不審な状況や助けを必要としている人を見かけても、相手の属性を推測して公開せず、危険を感じる場合は安全な場所へ移動して警察や管理者へ連絡します。
猿ヶ京周辺の歴史を歩く
みなかみ町には、猿ヶ京城址、猿ヶ京関所跡、三国街道など、上杉謙信や旅人の往来に関わる史跡と伝承が残ります。猿ヶ京という地名にも上杉謙信にまつわる物語が伝わっています。複数の場所を訪ねる場合は、距離と見学可能時間を確認し、無理のない行程を組みましょう。
静かな境内で木々の音に耳を澄ませ、地域の物語を知る時間は、日常の速度を緩める「回復の余白」になります。ここでいう回復は医療的・身体的な効能ではなく、旅の中で気持ちを切り替える体験価値を表します。
日枝神社とさかさザクラの伝承・所在地は、みなかみ町公式「新治地区の指定文化財の紹介」で確認できます。猿ヶ京の地名にまつわる伝承は、猿ヶ京温泉観光情報協会「猿ヶ京温泉の由来」をご覧ください。
初回公開:2009年3月5日/全面再編集:2026年8月9日。掲載画像はAIで作成した利用イメージであり、実際の日枝神社、さかさザクラ、現在の境内状況を示すものではありません。
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この記事を書いた人
窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目
群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。幼少期からテニスに打ち込み、全国大会やオーストラリア留学を経験。
帰国後、堀越高校、中央大学へ進学。
卒業後は中国整体・サプリメント・アロマ関連など、人の身体や暮らしに関わる仕事に携わる。
現在は旅籠屋丸一の代表取締役・15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。
このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。

