謙信のさかさ桜

赤谷湖記念公園の入り口近くに、高さ20m、幹の太さ(直径)が2m50もある大きな「謙信のさかさ桜」が、今、見頃を迎えています。赤谷湖の周りの桜並木も綺麗に開花しています。

さかさ桜の由来は、関東官領、上杉憲政の上野帰国の、お供という名目で、関東へ出陣した、景虎(謙信)の軍が、永禄3年(1560年)の夏、三国峠を越えて上野へ入り、宮野城(現、湖城閣の場所)へ泊まった後、相俣(あいまた)の山王権現に参拝し、このたびの武運を祈った。この時、春日山から鞭にして持ってきた桜の枝を、さかさに刺したといわれ、それが根付き、長年かけて育ち、花が咲いたとされる。

「縁起のいいさかさ桜だ」とうわさになり、村人や旅人に、広く知られるようになったとの事。

現在、県、指定の天然記念物になっている。

 

 

謙信のさかさ桜