幽玄な湿地帯 戦場ヶ原

日光から金精峠に向かう途中にある湿地帯 『戦場ヶ原』 の紹介です。
もともとここは湖だったらしいのですが、湯川(湯滝の下流)が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったのが、堆積によって湿原化したものだそうです。
名前の由来は「戦場ヶ原神戦譚」によるものだと書いてありました。
アカギの神(赤城山)とニッコウの神(二荒山(男体山))がそれぞれ大ムカデ(赤城山)と大蛇(男体山)に化けて戦った戦場であるという伝説に基づくものです。
この伝説で勝ったのはニッコウの神(男体山)だそうです。
こんな伝説があるこの土地ですが、いかにもそんな伝説がありそうな感じの場所でした。
少しこのあたりは霊山的役割もあったのではないでしょうか・・・?
この地に立って写真を撮っていると寒さとは別にぐっと来るものがありました。
これは私の憶測ですが。。。
帰りの峠あたりでは初雪が降っていました。
そろそろ金精峠も通行止めですね。
戦場ヶ原