温泉旅の途中、「今日はしっかり食べたい」とお腹が正直になる瞬間があります。そんな日に思い出してほしいのが、みなかみ町月夜野のとんかつ専門店「銀の月」です。
主役はもちろん揚げたてのとんかつ。でも、店内へ入ってみると、地元野菜を添えた料理、自家製デザート、ずらりとそろう紅茶、落ち着いたグリーンの空間まで、食後の時間にも小さなお楽しみが待っています。揚げ物のお店へ来たはずなのに、気づけば少し優雅。とんかつの向こうにティーポットが見える、なかなか素敵な景色です。
月夜野の「銀の月」は、どんなお店?
銀の月は、群馬県産の肉や地元野菜、果物を大切にし、魚介は築地から仕入れるレストラン。公式Instagramでは、自家製の揚げ油、上州もち豚、地元野菜へのこだわりを掲げています。
とんかつ専門店と聞くと、威勢よく食べてさっと席を立つ姿を想像しがちですが、銀の月は少し違います。モダンでやわらかな店内に、丁寧に盛り付けられた料理。腹時計は元気に鳴りつつ、心の時計はゆっくりになる。そんな店です。

衣はからり。中身は、きちんと主役
銀の月の魅力は、皿が運ばれてきた瞬間から始まります。きつね色の衣、山盛りの千切りキャベツ、ソースを待つ小さな器。箸を入れたときの「さくっ」という手応えは、食べる前の短い予告編です。

上州もち豚のとんかつに加え、海老や魚介のフライも用意されています。今日は豚一本でいくか、海の幸にも席を譲るか。盛り合わせを前にすると、普段は眠っている会議好きな自分が急に目を覚まします。
メニューや仕入れは時期によって変わるため、特定の料理を目当てに訪れる場合は、予約時にお店へ確認するのがおすすめです。
約20種類の紅茶と、自家製デザート
食事を終えても、銀の月の楽しみはまだ続きます。公式Instagramでは、紅茶は約20種類と案内されています。香りを選び、自家製デザートと一緒にゆっくり過ごせば、昼食が小さな午後休みへ変わります。
旅は予定を詰め込むほど充実するとは限りません。ティーカップの湯気を眺めて「次はどこへ行こうか」と相談する時間も、立派な旅の一部。日常へ戻る前に、気分を回復する余白を一杯ぶん残しておくのもよいものです。
ワンちゃんと店内で食事も

銀の月には、ワンちゃんと店内で食事ができる席があります。みなかみ町観光協会は要予約と案内しており、店舗の公式Instagramでは小型犬のみとされています。
席数や利用条件が変わる場合もあるため、ワンちゃん連れの場合は必ず事前に電話で相談してください。人も犬も「聞いていなかったワン」とならないよう、ここは予約が安心です。
猿ヶ京温泉から、月夜野へ寄り道
銀の月があるのは、みなかみ町政所。猿ヶ京温泉から月夜野・上毛高原駅方面へ向かう日の昼食や、帰路に入る前の食事処として組み込みやすい場所です。
丸一で朝の余韻を楽しみ、月夜野まで少しドライブ。銀の月で揚げたてを味わい、紅茶まで飲んでから次の目的地へ。急ぎすぎないこの流れなら、移動日もただの帰り道になりません。
銀の月の店舗情報
- 店名:銀の月
- 住所:群馬県利根郡みなかみ町政所1042
- 電話:0278-62-1002
- ランチ:11:30〜14:45(L.O.14:00)
- ディナー:18:00〜20:15(L.O.19:30)
- 休業日:月曜日・月に複数回の火曜日
- 公式Instagram:@ginnotsuki13
※営業時間、休業日、メニュー、ワンちゃん同伴条件は変更になる場合があります。特に火曜日の営業は月ごとに変わるため、来店前に公式Instagramまたは電話で最新情報をご確認ください。
とんかつの先に、ゆっくりした午後がある
銀の月の魅力は、「お腹いっぱい」で終わらないところ。揚げたての一皿に満足し、紅茶を選び、店内で少し長く話す。食事が目的地になり、そこから午後の旅がもう一度始まります。
月夜野方面へお出かけの際は、銀色に光る月を探すような気持ちで、銀の月へ。昼間なので本物の月は見えなくても、きつね色の衣なら、かなりよく見えます。
情報確認日:2026年8月8日。店舗情報はみなかみ町観光協会公式サイトおよび銀の月公式Instagramを参照しました。

