家族四人の温泉旅には寛畝の部屋がおすすめ

旅籠屋丸一の客室・寛畝にある二台のベッドと奥の居間

家族四人で猿ヶ京温泉に泊まるなら、旅籠屋丸一の「寛畝」をおすすめします。居間で集まり、夜は二つの寝室へ。四つのベッドを備えた87㎡の客室です。

旅先では、夕食のあとに今日見たものを話したい人もいれば、先に眠くなる人もいます。寛畝を選ぶ理由は、その小さな違いを一部屋の中で受け止められることだと思います。

同じ部屋で、別々の時間も過ごせる

客室に入ると、窓際にソファを置いた居間があります。荷物を下ろして座れば、すぐに次の予定を決めなくても大丈夫。今日の道中で買ったものを見せ合ったり、翌朝の話をしたり。四人の旅行では、こうして一緒に座れる場所があると、会話が自然に始まります。

もちろん、過ごし方はご家族それぞれです。外の景色を見る人、本を開く人、温泉へ向かう人。同じ客室にいても、ずっと同じことをする必要はありません。離れて過ごせる余裕があるからこそ、また居間に集まったときの話が増えるのだと思います。

旅籠屋丸一の客室・寛畝の窓際の居間とソファ
寛畝の居間。夕食後も家族で腰を落ち着けて話せます。

夜は二つの寝室に分かれられる

寛畝にはベッド寝室が二つあり、ベッドは計四台です。旅館の家族旅行というと布団を並べる姿を思い浮かべるかもしれませんが、ここではそれぞれのベッドで休めます。昼間のにぎやかさを残したまま眠るのではなく、夜は寝室へ移る。居間と寝室が分かれていることは、連泊を考えるときにも役立ちます。

客室の定員は、子どもを含めて四名です。お子様の利用区分は公式案内で「子供可・幼児不可」とされています。年齢や人数の組み合わせによって予約条件が異なる場合があるため、日付を選ぶ前に客室詳細と予約画面を一度見ていただくと安心です。

温泉は部屋で、好きな順番に

寛畝には専用の温泉風呂もあります。家族がそれぞれのペースで過ごす夜に、湯船へ向かう時間まで一斉に決めなくてよいのはうれしいところです。浴室には洗い場があり、石調の壁と丸い鏡が落ち着いた表情をつくっています。

不感温浴のすすめ

寛畝のお風呂で味わえるのは、丸一の自家源泉「里山温泉」です。2024年の分析では、源泉の温度は36.1℃。この数字は浴槽の温度ではありませんが、ぬるめに湧くことはこの湯の個性です。体温に近いぬるめの湯を楽しむ「不感温浴」なら、家族が交代で湯に入りながら、景色を眺めたり、一日の出来事を話したり。時計を気にせず過ごすきっかけになります。

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。温泉成分等の掲示には、一般的適応症として自律神経不安定症やストレスによる諸症状、泉質別適応症として冷え性や皮膚乾燥症などが記されています。湯の時間が、旅先で気持ちを切り替えるひとときになればうれしいです。入浴の際は、同じ掲示にある禁忌症と注意事項にも目を通してください。

温泉の利用方法や設備の詳細は、寛畝の公式客室案内と公式の温泉案内をご覧ください。現在、館内に貸切風呂はありません。客室温泉風呂と館内の浴場は別の設備です。

旅籠屋丸一の客室・寛畝の石調の壁に囲まれた温泉風呂
寛畝の客室温泉風呂。部屋で順番を気にせず湯を楽しめます。

四人の予定がそろったら、寛畝へ

一人旅にも二人旅にも、それぞれのよさがあります。四人で予定を合わせて猿ヶ京まで来てくださることには、また別のありがたさを感じます。せっかく同じ部屋で過ごすなら、にぎやかに話す時間も、静かに休む時間も、どちらも大切にしてほしいと思います。

冬の旅を考え始めるころです。客室の空き状況や料金は日付によって変わりますが、家族四人で一部屋を探すなら、寛畝を候補に入れてみてください。東京方面からの道順は公式アクセス案内で、宿泊プランは下の予約画面で確認できます。四人の旅の始まりを、猿ヶ京でお待ちしております。

ご家族の人数に合わせた宿選びは、三世代で行く温泉旅行の記事でも紹介しています。

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この記事を書いた人

窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目

群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。現在は旅籠屋丸一の15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。