三世代で行く温泉旅行|家族みんなが気兼ねなく過ごす宿選び

三世代で温泉旅行の宿へ向かう家族の利用イメージ

三世代で行く温泉旅行は、祖父母、親、子どもが同じ景色を分かち合える、うれしい旅です。その一方で、起きる時刻、食べる量、歩く速さ、休みたい時間は一人ずつ違います。

全員を同じ予定へきれいに揃えようとすると、旅の幹事さんばかりが忙しくなります。大切なのは、ずっと一緒にいることより、一緒に過ごす場面と、それぞれ休む時間を最初から分けて考えること。猿ヶ京温泉で家族をお迎えしてきた宿主の目線から、予約前に確認したいことをお話しします。

三世代で行く温泉旅行は、客室を先に決める

人数が多い旅行では、最初に大部屋を探したくなります。けれど、就寝時間や夜中の物音、着替えの時間まで考えると、二部屋以上に分かれたほうが気兼ねなく過ごせる家族もあります。

旅籠屋丸一の公式FAQでは、6名以上が一室に泊まれる客室はなく、客室比較表で定員を確認して必要な部屋数を予約するようご案内しています。代表者名を同じにして予約すると、食事の席は一緒に用意するとしています。全員で食卓を囲み、夜はそれぞれの部屋で休む。そんな組み立ても三世代旅行にはよく似合います。

子どもの年齢から、泊まれる部屋を確認する

旅籠屋丸一の離れ客室「寛畝」にある二つの洗面台と客室温泉風呂
朝の支度を分けやすい二つの洗面台と客室温泉風呂を備えた「寛畝」の一例(旅籠屋丸一提供・使用許諾済み)

旅籠屋丸一では、小学生が利用できる客室と、未就学児・乳児が利用できる客室が分かれています。年齢によって対象となる部屋が異なるため、景色や広さだけで選ばず、子ども・幼児・乳児の宿泊案内客室比較を先にご確認ください。

同じ家族でも、祖父母と孫が同室か、親子を一室にするかで必要な客室は変わります。ベッドか布団か、客室内に温泉風呂があるか、洗面がいくつあるか。朝の支度を想像すると、間取りを見る目も少し変わります。

食事は「全員同じ」を予約前に確かめる

三世代家族が一緒に食事できる旅籠屋丸一の万葉亭食事処
複数室でご予約の場合も、代表者名を揃えると食事席を一緒にご用意します。写真は万葉亭の食事処(旅籠屋丸一提供・使用許諾済み)

三世代旅行では、子どもの食事、量、食べられないものが気になるところです。公式FAQによると、旅籠屋丸一には子ども専用メニューはなく、食事付きの小学生と未就学児には、基本的に大人と同じ料理を少ない量で用意します。幼児の食事なしプランでは、ご飯、お椀、ミニデザートの案内があります。乳児は離乳食のみ持ち込み可能です。

食事は万葉亭の食事処で、夕食は18時、朝食は8時の一斉開始と案内され、部屋食や個室、時刻変更には対応していません。アレルギーや食事制限を含め、必要な条件があるときは、予約を確定する前に公式FAQを読み、宿へご相談ください。

温泉は、入る時間を家族でずらしてもよい

到着すると、皆で同時に動きたくなるものです。でも、先に休みたい人、すぐ湯へ向かいたい人、子どもの荷物を整えたい人がいて当然です。『夕食までに一度集まろう』とだけ決め、入浴の時間はそれぞれにすると、到着後が穏やかになります。

旅籠屋丸一では、おむつを使用している乳児の大浴場利用はご遠慮いただき、客室風呂の利用をご案内しています。また、異性の浴室を利用できる子どもの年齢、小学生以下だけでの入浴にも決まりがあります。公式FAQで最新の入浴案内をご確認ください。

予定は一つ減らし、会話の時間を残す

三世代旅行は、観光地を多く回ることより、同じ食卓を囲むことそのものが思い出になります。移動途中の立ち寄り先は一つに絞り、宿へ着いたら、子どもは今日見たものを話し、大人は昔の旅を思い出す。世代の違う話が一つのテーブルに並びます。

全員が同じ速さで歩かなくても、同じ一日を過ごすことはできます。急がない時間を家族で分け合うことが、日常に回復の余白を持ち帰る旅になるのだと思います。これは身体への作用ではなく、家族が自分らしいペースを取り戻すための時間のお話です。

予約時に伝えておくと安心なこと

  • 宿泊する全員の年齢と、子ども・幼児・乳児の区分
  • 必要な客室数と、誰がどの部屋で休むか
  • ベッド、布団、客室風呂など外せない条件
  • 食事内容や持ち込みについて事前確認が必要なこと
  • 複数室でも食事席を一緒にしたいこと

空室、客室定員、料金、宿泊条件は日付とプランによって変わります。旅籠屋丸一の公式予約ページで最新情報をご確認ください。家族それぞれに余白を残しながら、食卓では同じ笑顔に会える旅になりますように。


この記事を書いた人

窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目

群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。幼少期からテニスに打ち込み、全国大会やオーストラリア留学を経験。

帰国後、堀越高校、中央大学へ進学。

卒業後は中国整体・サプリメント・アロマ関連など、人の身体や暮らしに関わる仕事に携わる。

現在は旅籠屋丸一の代表取締役・15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。

このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。

客室、子どもの宿泊、食事、入浴、料金などの条件は変更される場合があります。予約時には旅籠屋丸一公式サイトの最新案内をご確認ください。