なぜ、旅籠屋丸一の温泉は36℃なのか。

不感温浴

~10分から始まる、身体を回復へ導く「不感温浴」という贅沢~

「ぬるいですね。」

初めて当館の自家源泉に入られたお客様から、最初によくいただくお言葉です。

一般的な温泉は40~42℃ほどが多いため、36℃前後のお湯に初めて浸かると、「少し物足りない」と感じる方もいらっしゃいます。

しかし、この36℃という温度には、私たちが大切にしている”回復する宿”という考え方が込められています。

身体に負担をかけず、自律神経を整える「不感温浴」

36℃前後は、人の皮膚が「熱い」「冷たい」とほとんど感じない温度帯です。

この温度帯は「不感温浴」と呼ばれ、身体への刺激が少ないため、心拍数や血圧が急激に変化しにくく、副交感神経が優位になりやすいと言われています。

熱いお湯に入る爽快感とは異なり、身体は少しずつ力を抜き、呼吸が深くなり、心も穏やかな状態へと導かれていきます。

まずは10分、ゆっくり湯に身を委ねてみてください

36℃のお湯に10分ほど浸かると、

・肩や首の力が自然と抜ける
・呼吸が深くゆっくりになる
・血流が穏やかに促される
・頭の中の緊張が少しずつほどけていく

そんな変化を感じる方も少なくありません。

さらに20~30分ほどゆっくり浸かることで、身体はより深いリラックス状態へと入り、日々の疲れやストレスから解放される感覚を味わっていただけます。

「温める温泉」ではなく、「回復する温泉」

旅籠屋丸一が目指しているのは、熱いお湯で一時的に汗を流す温泉ではありません。

温泉・睡眠・食事・香り・静かな時間を組み合わせながら、心と身体を本来の状態へ戻していくこと。

それが、私たちの考える「回復をデザインする宿」です。

36℃の自家源泉は、身体に無理をさせることなく、長く浸かれるからこそ得られる癒やしがあります。

サウナとの組み合わせで、さらに深いリラックスへ

当館では、貸切サウナ、地下水の水風呂、そして36℃前後の自家源泉を組み合わせた入浴もおすすめしています。

サウナで身体を温め、地下水で心地よく引き締めたあとに、不感温浴の源泉へゆっくり浸かる。

熱さでも冷たさでもない、やさしい温度が身体を包み込み、自律神経を穏やかに整えていきます。

多くのお客様から、「今までにない、ととのい方だった」「時間を忘れて温泉に浸かってしまった」というお声をいただく理由も、この温度だからこそ生まれる心地よさにあります。

プライベートサウナ

温泉は、長く入る時代へ。

忙しい毎日だからこそ、何もしない時間を持つことは、とても贅沢なことです。

ぜひ時計を気にせず、36℃の自家源泉にゆっくりと身を委ねてみてください。

身体が少しずつ軽くなり、呼吸が深くなり、心までほぐれていく――。

旅籠屋丸一がご提供したいのは、そんな「回復する時間」です。

次に当館へお越しの際は、ぜひ10分、そして20分、30分と、時間をかけて不感温浴をお楽しみください。

きっと、今までとは違う温泉の魅力に出会っていただけるはずです。


旅籠屋丸一のご予約

空室、料金、宿泊プランは日付・人数・客室によって変わります。最新情報は旅籠屋丸一の公式予約ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目

群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。幼少期からテニスに打ち込み、全国大会やオーストラリア留学を経験。

帰国後、堀越高校、中央大学へ進学。

卒業後は中国整体・サプリメント・アロマ関連など、人の身体や暮らしに関わる仕事に携わる。

現在は旅籠屋丸一の代表取締役・15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。

このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。