旅館のテレビCMが群馬テレビで流れていた2015年4月。旧記事は「現在の枠は6時のニュースあたり」と、たった四つの段落でお知らせしていました。
いま読むと、とても短い文章です。それでも、自分たちの宿がテレビに映ることへの嬉しさと、群馬の方に見つけてもらいたいという期待が伝わってきます。夕方、宿の仕事をしながら放送時刻を気にしていたかもしれません。
テレビの向こうへ宿を届ける
普段の宿では、玄関でお客様を迎え、館内を案内し、食事や温泉の時間を過ごしていただきます。CMは、そのずっと前に、まだ会ったことのない方へ宿の存在を知らせる小さな入口です。
画面に映る時間は短くても、誰かが「猿ヶ京にこんな宿があるのか」と知るきっかけになります。すぐに予約へつながらなくても、温泉へ行きたい日にふと思い出してもらえる。広告には、未来の旅の種をまくような役割があります。
夕方のニュースを待った頃
2015年の旧記事では、午後6時のニュースあたりで放映されると案内していました。これは当時の放送枠についての記録です。現在も同じ時間にCMが流れているという意味ではありません。
夕方は、旅館にとってお客様を迎え、夕食へ向けて館内が忙しくなる時間です。その頃、町のどこかのテレビで宿のCMが流れている。画面のこちら側と向こう側が、ほんの一瞬つながるような不思議な気持ちがあったことでしょう。
どんな映像だったのか
残念ながら、旧記事にはCMの映像、音楽、ナレーション、出演者、制作会社、放送期間について詳しい記録がありません。現在確認できる映像データや公開URLもないため、内容を想像で補うことはしません。
宿の建物が映ったのか、温泉や料理が登場したのか、それとも猿ヶ京の風景が中心だったのか。わからない部分もありますが、「CMを放送しているので見てください」と嬉しそうに伝えた事実は、2015年の広報の一場面として残っています。
広告の言葉も、時間とともに変わる
宿の設備、客室、料理、料金、プランは年月とともに変化します。過去のCMに映っていた内容が現在も同じとは限りません。そのため、昔の広告映像や表現を現在の宿泊案内として使う場合には、あらためて内容を確かめる必要があります。
魅力を大きく見せるだけでなく、実際の体験とずれないように伝えることも大切です。現在の広告や記事では、確認できる情報をもとに、変動する条件は公式ページへ案内する方針で整えています。
昔はテレビ、いまはさまざまな画面から
2015年当時もインターネットは身近でしたが、テレビCMには地域の多くの人へ同じ時間に届く特別な力がありました。現在は公式サイト、検索、写真、動画など、宿と出会う入口がさらに増えています。
入口が変わっても、届けたいものは同じです。猿ヶ京の季節、宿で流れる静かな時間、旅に出たくなる小さなきっかけ。画面越しの情報が、いつか実際の山の空気や湯の時間へつながれば嬉しく思います。
CMを見た方との出会いを想像して
「テレビで見ました」と声をかけてくださった方がいたかどうか、旧記事には記録がありません。それでも、放送を見て宿の名前を覚えてくださった方がいたかもしれません。
広告の向こうにいるのは、数字だけではなく一人ひとりの旅人です。家族で行き先を相談している人、仕事がひと段落したら温泉へ行こうと思っている人、まだ猿ヶ京を知らない人。その誰かへ届くことを願って、CMを流したのでしょう。
旅の入口から、回復の時間へ
テレビに映るのは短い時間でも、実際の旅にはゆっくりとした余白があります。山を眺め、湯に浸かり、食事を味わい、いつもより早く眠る。身体への効能を断定するのではなく、日常の速さから離れて、気分と時間に回復の余白を取り戻す体験です。
広告は、その時間へ向かう最初の合図にすぎません。本当に大切なのは、宿へ到着してからどのように過ごしていただくか。2015年のCMも、そんな旅の始まりをつくろうとした試みでした。
現在の宿は、公式サイトで
この記事は過去のCM放送を振り返る記録です。現在の放送、番組、時間、映像内容を案内するものではありません。群馬テレビへの問い合わせや、過去映像の再利用を促す記事でもありません。
現在の客室、温泉、料理、宿泊プラン、予約方法は、旅籠屋丸一公式サイトでご確認ください。いまの宿の姿を、現在の写真と言葉でご案内しています。
短いお知らせを、宿の記憶として
放送が終われば、「放送中」という記事の役目は終わります。けれど、古いお知らせを読み直すと、その頃どんな方法で宿を知ってもらおうとしていたかが見えてきます。
2015年、夕方の群馬テレビにCMを流したこと。画面の向こうへ宿の名前を届けようとしたこと。その小さな挑戦を、宿の歩みの一ページとして残します。
この記事について
初回公開:2015年4月24日/全面更新:2026年8月10日。群馬テレビでCMを放送し、当時は午後6時のニュース付近の枠と案内していた旧記事を、2015年の広報記録として再構成しました。現在のCM放送、番組、時間、放送期間、映像内容を示す記事ではありません。映像素材と権利を確認できないため、画像・動画は第2段階で権利確認後に追加します。
旅籠屋丸一のご予約
空室、料金、宿泊プランは日付・人数・客室によって変わります。最新情報は旅籠屋丸一の公式予約ページでご確認ください。
予約を確定する前に、宿泊日、人数、客室、食事、合計料金、変更・取消条件をご確認ください。
この記事を書いた人
窪田 一生
旅籠屋丸一 代表取締役/15代目
群馬県・猿ヶ京温泉生まれ。幼少期からテニスに打ち込み、全国大会やオーストラリア留学を経験。
帰国後、堀越高校、中央大学へ進学。
卒業後は中国整体・サプリメント・アロマ関連など、人の身体や暮らしに関わる仕事に携わる。
現在は旅籠屋丸一の代表取締役・15代目として、歴史を受け継ぎながら宿の新しい未来に挑戦中。
このブログでは、猿ヶ京温泉や旅の魅力、宿づくりへの想いをお届けします。

